キハ125



 キハ125は非電化ローカル線の輸送を担うワンマン仕様の軽快気動車シリーズのひとつです。現在、唐津地区と大分地区を中心に活躍しています。

  

 キハ125の製造・配備は1995年(平成5年)から始まっています。黄色一色の車体は当時としては斬新でしたね。そうそう、製造当初はトイレがなく苦労した思い出があります。もうだいぶ前のことですが、久大本線の大分発日田行きの始発列車。利用し始めたときはキハ58とキハ28のコンビでしたが、やがてトイレのないキハ125の2両編成になりました。大分から日田まで2時間以上、トイレのない列車に揺られるストレスは半端なかったなあ。(笑)

 もちろん、2005年(平成17年)までには全車に対して車いす対応のトイレ設置工事が終了しております。今や乗客にやさしい車両になりました。

  

 かつて実車は同じ系列のみならず、キハ40系やキハ31ともよく連結して活躍していました。最近、大分地区ではキハ40系とキハ31の姿を見かけなくなり、キハ125は単行〜3両編成で地域の足として活躍しています。その姿はローカル沿線の風景にマッチしていてなかなかいいもんです。

  
 さて、当社には6両のキハ125が在籍しています。うち2両はトイレ未設置車なのですが、今のところ工事の予定はありません。当社の代表取締役はトイレのない2両をつなげ、乗車前日にはおなかを壊さないように過ごし、当日は乗車前にしつこくトイレで用を足した若き日の自分を思い出しております。







  inserted by FC2 system