キハ140 D&S列車



 JR九州ではお馴染みのD&S列車。「D」は特別な「デザイン」で「S]は地域に基づく「ストーリー」を表していて、D&S列車とは「デザイン」と「物語」のある列車のことを呼んでいるそうです。なかなか洒落たネーミングなんですが、実は列車そのものもかなりイケてます。

 キハ40系。これは日本国有鉄道が昭和52年(1977年)から昭和57年(1982年)にかけて製造した気動車ですが、JR九州に継承された同系列の一部は改造を受けたり、エンジンを出力増強型に置換したりして現在に至っています。キハ40の出力増強型がキハ140ですね。キハ140はキハ47(キハ147)と手を組んで、改造を受けD&S列車として頑張っています。  

特急 いさぶろう・しんぺい

 鹿児島本線の熊本駅〜肥薩線の人吉駅〜吉松駅を結ぶ観光特急です。吉松行きがいさぶろうで、熊本(人吉)行きがしんぺいですね。えびの盆地、霧島連山を望む車窓が売りの特急です。非常に個性的な名称ですが、これらは当地域の鉄道発展に貢献した明治時代の偉人にちなんでいます。えびの盆地、霧島連山を望む車窓が売りの観光特急です。以前はキハ31を増結していたように記憶しています。それはそうと肥薩線の復旧は今後どうなるのでしょうか。とても気になります。

  


特急 はやとの風

 肥薩線の吉松駅と鹿児島中央駅を結ぶ観光特急です。車体は漆黒に塗られており、とても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。山も海(錦江湾)も楽しめる列車です。地ビール片手に眺める桜島の風景、いいですねえ。

  


特急 指宿のたまて箱

 指宿のたまて箱は鹿児島中央駅と指宿駅とを結ぶ観光特急です。JR九州の説明によりますと、薩摩半島に伝わる竜宮伝説もテーマにした列車とのことでした。左右の車体側面の塗色がそれぞれ白と黒に塗り分けられた非対称の外観が大きな特徴です。なんでも乗降口上部から白い煙が出るギミックがあるとのこと。たまて箱からでる煙をイメージしているのですね。煙を浴びると一気に年を取るのではないだろうか。(笑) 穏やかな海岸線を眺めつつ、ゆったりと旅行ができる味のある特急です。

  

 Nゲージを眺めているだけでは沿線に展開される景色の素晴らしさがまったく感じられません。これは実際に乗りに行かねばですね。






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