800系 つばめ

 2004年3月13日、九州新幹線は新八代〜鹿児島中央間で華やかに開業しました。現在では700系と共に運用されていますが、開業当初から活躍していたのがこの800系車両です。 外観、内装ともに非常に個性的なデザインで、登場時、多くの鉄道ファンを唸らせました。

 当社には800系が4編成(U003、U005、U007、U008)所属しています。一見、すべてが同じに思えてしまいますが、外観と側面デザインは編成によって少しづつ違ったりします。その違いをさがしながら観察するのも面白いですね。

☆U003編成☆

 九州新幹線開業当初から配置されていた5編成(U001〜U005)の中の一つです。全般検査に備えて2005年に増備されたU006編成を併せて0番台と称されています。

☆U005編成☆

 U003編成と同様に、九州新幹線開業当初から配置されていた5編成の中の一つですが、2016年4月14日、回送中に熊本地震に遭遇し脱線。その後に事故廃車となった悲運の車両です。今やU005編成は幻の編成番号となりました。

☆U007編成☆

 九州新幹線全線開業に向けて2009年に増備されました。乗り心地改良を施した0番台のマイナーチェンジ車となり、1000番台を名乗っています。内装も若干派手なものとなり、「新800系」とも言われているそうです。

☆U008編成☆

 U007編成に次いで翌年(2010年)に新製・増備されました。U007編成は軌道検測が可能であるのに対し、U008編成は架線・信号・通信検測が可能となっていて2000番台を名乗っています。

 お恥ずかしながら、当社の取締役は実車に乗車したことがありません。機会があれば是非乗りに行きたいもんです。





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