N700系

 東京出張を終えて九州に帰る際、僕は必ずサンライズ瀬戸・出雲号を利用します。車内で一晩を過ごし、早朝の岡山で下車して新幹線のりばへ。そこで下り鹿児島中央行きのみずほ1号に乗り換えるのを僕はルーチンにしています。8両編成のN700系「みずほ号」は出張のたびに移動のお供をしてくれている大事な列車であります。

 岡山駅のホームに滑り込んでくるN700系。毎度感じることですが、そのお顔はかなり独特ですね。愛らしいといえば愛らしい、精悍といえば精悍、オバケっぽいといえばオバケっぽい...。今ではすっかりお馴染みとなった「新幹線の顔」ですが、模型を手に取っていろいろな方向から鑑賞できるのもこの趣味の醍醐味ですね。

 さて、僕がいつもお世話になっている山陽新幹線・九州新幹線用のN700系は、2011年から同線区で運用を開始しています。西日本持ちの7000番台(S編成)と九州持ちの8000番台(R編成)が共通運用されていますが、外見だけで両者の区別は難しくて、僕はJRマークの色で判別しています。(別に判別する必要はないですが...)ブルーが西日本で赤が九州ですね。

 左がS編成、右がR編成

 それにしてもこのN700系、乗り心地が最高に良くて早朝の身体にとても優しいのです。これも技術力の賜物でしょうか。岡山駅を出発すると明るくて静かで振動の少ない車内につい気持ちがよくなって寝込んでしまい、だいたい新山口駅あたりまでは熟睡ですね。

 目下、コロナの影響を受けて出張がなくなってしまい、N700系に乗車する機会が失われ寂しいかぎりです。模型を眺めながらあの乗り心地を思い出しつつ、一日も早く平常の生活が戻るように願う今日この頃です。

 

 





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