JR九州は各地に個性的なリゾート列車を走らせて観光客から好評を博していますが、当社も負けじとこの度、宮崎観光の目玉としてキハ125 400番台「海幸山幸」を投入しました。
「海幸山幸」は宮崎駅と南郷駅間を結ぶ観光列車（臨時特急）で、ご存じのようにこの名称は日本神話の「山幸彦と海幸彦」に由来しています。実車のコンセプトは「木のおもちゃのようなリゾート列車」ですが、当車両のコンセプトは「木のおもちゃのようなリゾート列車の模型」であります。（笑） 実車は平成21年10月10日に運行を開始しましたが、当列車も実車同様に土曜・休日および長期休暇期間中に1日1往復運行予定です。
実車は平成17年の台風被害で廃線となった高千穂鉄道のTR400形気動車2両を改造しています。JR九州はこの2両をキハ125系400番台（キハ125-401・402）と名付け、内外装のデザインを水戸岡鋭治氏に依頼しました。「海幸山幸」は風光明媚な海岸沿いをトコトコと走ります。ああ、一度でいいから実車に乗ってみたいものです。
