185系

 上野駅から草津温泉(群馬県)へのアクセス電車草津号が、1960年6月1日に運転を開始してから50年以上を経ることになりました。現在では185系電車で特急として運転されている草津号ですが、運転開始当初は80系電車を使用した臨時準急でした。面白いもので、当時は長野原線が長野原までしか開業していない上に非電化だったので、80系が電車として運転出来たのは渋川駅までで、何と渋川駅からは蒸気機関車に牽引されて終点に向かったそうです。

 この「草津号」が50周年を迎えるにあたり、JR東日本高崎支社は草津号として運用されている大宮総合車両センター所属の185系OM03編成を80系電車をイメージした湘南色に塗りかえました。湘南色に塗りかえられたこの185系は運用の関係で「水上」や「あかぎ」にも使用されています。湘南色の「あかぎ」が前橋駅に姿を現すと聞いて僕は喜びましたねえ。

 この185系、湘南色塗装直後は前面の違和感が何ともでしたが、今では目に馴染んでイイ感じになりました。高シマの115系と並べてみましたが、これはもう感涙モノです。いつまでも元気に走ってくれよ、湘南色185系!





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