113系5300番台N40更新車



 国鉄時代の直流近郊型電車の決定版ともいえる113系と115系ですが、経年による劣化や室内設備の陳旧化などから、改造を受けつつも確実にその数を減らしています。JR西日本では国鉄型車両に対して地域ごとに単一の塗装を施しつつあり、一部の鉄道ファンからは「末期色」なる名称で呼ばれております。そして、この塗装センスは賛否両論なのでありますな。私としては最後くらい湘南色に戻してもらいたいなあ、などと勝手に思っていますが。今や北関東の湘南色115系が心の安らぎになっています。(笑)

  

 さて、福知山をねぐらとする113系5300番台ですが、全身に抹茶色をまとって最後の活躍をしています。2両という短編成化された姿ではありますが、地域住民の足として元気に活躍しており、それはそれで嬉しいことではあります。最後の日まで颯爽と走ってもらいたいものです。




inserted by FC2 system