205系600番代日光線・宇都宮線


 東京を中心に通勤通学の足として長編成で活躍した車両がやがて新型車両に置き換えられ、短い編成となって郊外の路線で最後の活躍を見せているケースは多いですよね。首都圏の115系はすでに姿を消し、211系は郊外で存在感を発揮しつつ沿線住民の足として頑張っています。

 

 さて、205系も東京を中心に長い編成で大活躍してきましたが今では後継車両にその任を譲り、地方路線でその姿を見ることができます。特に600番代は京葉線の205系を改造したもので、4両編成となって2013年から日光線・宇都宮線で営業を始めています。耐寒耐雪仕様、半自動ドア装備、トイレの新設あたりが特筆すべき点でしょうか。日光線では前任の107系の塗装を踏襲したものになっています。

  

 車体のラインにはブラウン、ゴールド、クリームが帯色に使用されていて、これがなかなか渋い色合いになっています。側面のエンブレムもなかなかカッコいいですね。

 

 次に宇都宮線仕様です。車体の改造内容は日光線仕様と同様になりますが、帯色はお馴染みの湘南色になっています。

 この列車は主に宇都宮〜黒磯間で運用されていますが、時に日光線へ入線することもあったようです。(今でもあるのかな?)

 

 205系600番代。高タカ211系と同様、いつまでも元気に走り続けてもらいたいなあ。実はこれまで乗車経験がないので、一度は乗りに行きたいですね。 

 



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