僕は115系電車が好きです。すでに鉄道好きとなっていた幼少期、スカ色70系、湘南色の165系とともに115系が身近にあったためかもしれません。今や絶滅危惧種の湘南色115系のことを思うと寂しくてたまりません。さて、国鉄からJRに移行した頃より、電車の塗装は地域ごとに特色あるものに塗り替えられていきました。岡山地区はもともと湘南色115系のパラダイスでしたが、次第に塗色の変更が施されました。
コーヒー牛乳色を車体のベースに窓周りがブラウン、その下縁にJR西日本のコーポレートカラーであるブルーのラインを施した岡山更新色、通称「カフェオレ色」ですが、登場当初から115系によくマッチしていると感じていました。何よりも落ち着いた色合いが雰囲気よくて好印象でした。
山も海もともに風光明媚な景色が満載の山陽本線を走るその姿は、背景に映えてとてもカッコよく見えます。やっぱり115系はイイなあ。
さて、JRとなって115系は短編成化が進められ、不足する先頭車を既存車両の改造で補いました。特に平面化した前面にカフェオレ塗装が似合うのか、と思いましたが意外や意外、これもまたノープロブレムでしたね。
たった2両の115系カフェオレ君、海沿いも山沿いも走る姿がサマになります。山間部のレイアウトにディスプレイすれば、これはどうみても伯備線ですねえ。さて、岡山の115系、次は末期色シリーズとまいりますか。(つづく、かな?)