高タカ115系4両編成

 このところ休日を利用してコレクションの車両たちのメンテナンスを行っています。都会の喧騒を離れ(爆)、静かな自室にこもってNゲージ鉄道模型の手入れ...、僕にとってこれほど幸せな時間は他にはないですね。以前に何かの記事で書いた記憶がありますが、メンテナンスを行う際には手当たり次第に車両を選ぶことはせず、あらかじめ形式・車種を決めて計画的に行っています。さて、今回は高タカ115系4両編成をチョイスしました。個人的に大好きな湘南色の車両たちを久しぶりに手にします。それではケースから取り出しましょう。湘南色を配したCASCO製のお洒落な車両ケースであります。(笑)

 

 目下、高タカ115系4両編成は特定車番の4編成を所有しています。実はさらに4編成を増備予定なのですが、なかなか時間が取れず(と言いますよりも意欲が続かず)、種車がなかなか工場に入場できていない状況です。まあ、それはさておきメンテナンスを開始しましょう。ライトの点灯、モーターの具合、インレタのこすれの有無、ほこり・汚れのチェック等を手順通りに進めていきます。それにしても久しぶりに4編成を並べて眺めてみますと、それぞれの編成にまだまだ作り込みたい箇所があるよなぁ、と思ってしまいます。お気に入りの車両であればあるほど妙にこだわりが強くなってしまい、なかなか完成形には至らんもんですね。

 T1144編成。クハ115-1098、モハ114-1144、モハ115-1080、クハ115-1135からなる編成です。(実車は3両編成も4両編成も、高崎車両センター所属の晩年の115系はすべて1000番台で統一されていました。)今思えばこの編成、僕が高タカ115系を一番最初に手掛けた試作品だったのでした。よくよく観察してみますと各所に試行錯誤の後が見られて懐かしいですね。トイレタンクがついていないのでいずれ装着しましょう。屋根のクーラーのスミ入れはした方がいいかも。ついでに転落防止幌もつけたいところです。実車は2016年9月1日に廃車されています。 

 転落防止幌は準備済み

 T1145編成。クハ115-1099、モハ114-1145、モハ115-1081、クハ115-1101からなる編成です。手を加えた際にT1144編成よりも工夫がなされていて、仕上りはだいぶきれいになりました。この編成もT1144同様にトイレタンクと転落防止幌の装着、クーラーのスミ入れを予定しています。実車は2016年9月1日に廃車になりましたが、たしかT1144編成と手を組み8両編成となって長野に廃車回送されたように記憶しています。廃回の様子を模型で再現しても面白そうですね。(寂しくもなりますが...) 

 前照灯点灯!

 T1044編成。クハ115-1034、サハ115-1007、モハ115-1044、クモハ115-1133からなる編成です。(湘南色サハ115は全国でも高崎車両センターに2両のみの希少車でした。)時にサハ抜きの3両編成での運用もあったと思います。さて、この編成もトイレタンクと転落防止幌を装着したいところです。実車はサハがいち早く2016年12月21日に廃車となり、残りの3両は名称を変えずにT1044編成として活躍した後、約半年後の2017年6月2日に廃車されました。

 サハ115-1007

 T1159編成。クハ115-1208、サハ115-1019、モハ115-1159、クモハ115-1065からなる編成です。この編成もサハ抜きの3両編成での運用があったと思います。あっ、よく見ますと車体間の貫通幌がありませんね。道具箱をあさってみたら予備がありましたのでさっそく装着しましょう。それと側面の行先表示も抜けています。さて、どこにしようかな? 横川、水上、大前、小山...。このようにあれこれと考える時間が僕にとって至福の時なのであります。えーっと、あとは転落防止幌ですかね。実車は2016年12月21日に廃車となっています。 

 サハ115-1019

 貫通幌をつけましょう

 ライトの点灯は問題なし! モーターの調子も良好! 標記類のかすれもなし! 最後に車体を布でやさしく拭き、筆でほこりを払い、車両をケースにしまえば作業終了です。次の機会には走行させてみたいですね。115系湘南色はやっぱりイイなぁ〜〜。 





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