寝台特急富士 マイ・コレクション


 最近ですね、JR九州 大分鉄道事業部豊肥久大運輸センターに勤務する気動車の運転士さんとお話をする機会に恵まれました。聞けば、寝台特急富士のラストラン、大分行きの機関助手として乗務なさったとのこと、もう僕は興奮して身を乗り出してお話を聞いておりました。僕はファン目線で、運転士さんは仕事目線。当然ながら会話の温度差は明らかでした。(苦笑)

 ブルートレイン大好き人間の僕は、今はなき寝台特急富士のことを思い出すといまだに切なくなり、ショボンとしてしまいます。現役の運転士さんと富士の話をしたことで、またまた心の中で富士への愛着が沸き上がってきました。Nゲージャーの僕は、Nゲージの模型で寝台特急富士を偲ぶことができるわけですが、これを機に手元にある富士関連のコレクションを整理してみました。

HOゲージ

 Nゲージに飽き足らず、大分に乗り入れていた晩年の編成については牽引電機ED76とともにHOゲージを所有しています。もうですね、その重厚感にホレボレしてしまって、時がたつのも忘れて見入ってしまいます。

 HOゲージは上から見下ろすよりも、下から見上げるほうが迫力がありますね。14系寝台車両のみでも、もちろん機関車を先頭につけてもブルートレインは本当にいいな、と思えます。

 

 赤い電機とブルーの客車、本当に良く似合います。しかし、この組み合わせももう過去のものとなりました。本当に寂しいです。

 

 せっかくなので、Nゲージと並べてみました。まるで親子のようです。Nゲージ車両が可愛く見えます。(笑)

 

ポスター

 富士の引退が近まる中、大分駅で行われたイベントで購入したものだと記憶しています。部屋に貼る機会がなかなかなくて、今もなおビニールの中でくるまったままです。HOの車両に手伝ってもらって写真を撮りました。


行先方向幕

 客車側面に表示される行先方向幕です。もうずいぶん前のことですが、広島駅構内にあった鉄道模型屋さんで購入したものです。


車内放送CD

 これは大分駅で行われたイベントで予約したものです。大分車両センターから大分駅に向かう車内の様子、大分駅からの車内放送を音源としてCDに収めてあります。(3枚セット)ハイケンスのチャイムはいつ聴いてもいいですね。ちなみに私の携帯電話の呼び出し音はハイケンスです。

 
 

小物類

 以前、上野にあった交通博物館や様々なイベントで入手したものです。キーホルダー、携帯ストラップ、携帯クリーナー、バッチなどいろいろです。この度、整理していて重複した品があることに気がつきました。

 

テールマーク

 これも上野の交通博物館で購入したものです。しっかりした作りで丈夫です。現在、趣味の部屋に飾っています。


ラストラン記念プレート

 これは鉄道仲間からもらったものです。下の2枚の写真は1枚のプレートの表と裏です。

 

ラストラン・メモリアルブック

 寝台特急富士の写真と富士にまつわるエッセイとで構成されています。

  

記念乗車券(1)

 これを購入するために早起きして大分駅まで並びに行きました。大勢の人がすでに並んでいて心配でしたが、無事に購入できました。発売当日は年配の方から小学生くらいの若い方まで大集結でした。富士の根強い人気を実感した日でもありました。

 
 

記念乗車券(2)

 富士・はやぶさの記念乗車券です。友達からもらいました。

 

記念絵はがき

 カラーが4枚で白黒が2枚のハガキのセットです。

 

富士引退記念オレンジカード

 オレンジカードが2枚入っています。

 

富士マーク入り手さげバッグ

 富士のテールマークが印刷された手さげバッグです。大分駅で購入しました。

 

富士A寝台個室タオル

 富士のA寝台の個室においてあったタオルを使わずに持っています。富士グッズ、というよりブルートレイングッズですね。


紙コップ

 富士に乗車した際、車内に備えてあった飲用冷水器に付属している紙コップを数枚記念にいただいてきました。これも富士グッズ、というよりはブルートレイングッズですね。


寝台特急マーク入りタオル

 どこで入手したのか、すっかり失念しております。

 

富士乗車券

 富士に乗車時には必ず記念に乗車券をもらっていました。手書きの乗車券はちょっと珍しいのではないでしょうか。

 

ロビーカー独り占め

 まだロビーカーが連結されていた時代のことです。始発の大分から富士の5号車に乗車した時、隣の6号車がロビーカーでした。さっそくロビーカーに向かえば、そこには僕一人しかおらず、独占状態でした。興奮してカメラのシャッターを切ったのが下の写真です。あの日が本当に懐かしいです。

  
 

 九州から夜行列車に乗って気軽に東京へ、という時代はとうとう終わってしまいました。ヘタな写真ばかりではありますが、自分が撮ったブルートレイン富士のアルバムを眺めては、あのとき感じたワクワク感を昨日のことのように思い出しています。

 現在、静態保存されている客車たちが、いつまでも良い状態であることを願っています。門司港、日田にいる「富士」にまた会いに行きたいな〜。

 




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