国鉄前橋駅ジオラマ制作記(5)


 ジオラマ制作はゆっくり、マイペースで進んでいます。これまでは全体のバランスをみる作業が主でしたが、これからは徐々に細かい部分を再現していくことになります。まずは建物部分の地面の底上げです。10o厚のスチレンボードをダークグレーに塗装して固定。次に貨物ホームと1番のりばのホームを固定しました。その後、もう一度ストラクチャーを配して位置関係を確認しました。

 


 次に駅舎正面右側にあった出口専用ゲートを作っていきます。ここは外側からよく見えるところですので、キチンと手をつけていきたいところですね。プラ板から作るのはさすがに面倒だったので、役立ちそうなモノがないかどうかいろいろと調べた結果、アドバンスさんのコンクリート平屋駅舎(ペーパーキット)から部品を拝借することにしました。   


 駅員さんの控室とラッチ、フェンスを組み立てます。ここは実物の記録が少なくて若干想像力を必要としましたが、うん、なかなか良い感じではないかな。違和感なく仕上がったように思います。画像では見えにくいですが、ラッチに透明なプラを貼り付けています。

 

 

 1番ホームの屋根に少々手を加えます。製品を組み立てた状態では屋根が白いのでダークグレーに塗装しました。そしてホーム側の梁を少しでも実物に近づけようと工夫しています。少しだけ重厚な雰囲気になりました。

 

 このたびの作業の締めくくりは駅舎の外の小物作りです。駅前ひろばから見た駅舎の右手には2つの自動販売機、郵便ポストがあり、左手には4つの公衆電話ボックスがありました。さんけいさんのペーパーキットにちょうど良いものがありましたので組み立てました。レトロな自販機と郵便ポストです。(眼精疲労がひどかったので、電話ボックスの組み立ては次の機会へ見送りにしました。)カメラのシャッターを押す段階でポストが倒れたのはご愛敬。(笑)

 

 次は1番のりばとその周囲を作りこみます。ゆっくりと楽しみながら作業を続けたいと思います。(国鉄前橋駅ジオラマ制作記(6)につづく)



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