国鉄前橋駅ジオラマ制作記(9)

 今回から架線柱の設置に取りかかります。また同時に少しづつではありますが、細かい部分の修正・製作も並行して行っていきます。まずは一部ストラクチャーの修正を。下の写真の↑部分、この建物の屋根を修正します。サイズを計測してプラ板で自作しました。少しは実物に近づいたような気がします。

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 それでは架線柱の設置です。事前にトミックスとグリーンマックスの架線柱を入手しましたが、製品のままではジオラマとのサイズが合わないうえに、実物との印象がかなり異なってしまいます。そうなれば加工するしかありません。では跨線橋に一番近い架線柱から。前橋駅は昭和40年代初頭に跨線橋が新しいものに付け替えられました。新たに作られた跨線橋は先代より新前橋寄りに約6〜7m移動しています。そのために移動した距離の分、屋根が旧来のものより若干高くなっていて、そこに設置されている架線柱は少々独特の形をしていました。それを再現します。

 加工しています

 ざっと設置。イイ感じ!

 3番線にかかる架線柱はグリーンマックス製です。幅の調整に苦労しましたが、なるべく実物に似せるよう心掛けました。

 この後、微調整しました

 2本目の架線柱、3番目の架線柱も加工が必要でした。実物に寄せるべく根気強く作業を続けたのですが、腰痛が出現して3本目の途中でギブアップ...。

 奥が2本目です

 3本目。ここでギブアップ!

 ここで痛恨のミスに気がつきます。2本目の架線柱、距離を計算して1本目と3本目のちょうど真ん中の位置に設置するはずでした。ところが疲れのためでしょうか、小学校3年生レベルの割り算を間違えてしまい、若干3本目寄りに固定してしまったという...。(涙) もっと慎重に計算せんかい、と自分を責めてもあとの祭りですが、ここは仕方ないと割り切り、気持ちを変えて次の作業に進みましょう。気分転換に(?)1番のりばの跨線橋裏にある物置と2番線・3番線の島式ホーム上にある小屋も再現します。

  想像力を駆使して...

 今回の作業はここまでとしましょう。次は残りの架線柱、3本目と4本目の設置から始める予定です。架線柱の加工は意外に労力を消費しますね...。(^^;)>

国鉄前橋駅ジオラマ制作記(10)につづく。



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