もともとアウトドア派ではない僕ですが、昨今のステイホームの風潮を受けて休日は自宅で過ごすことが多くなりました。しかーし、鉄道模型愛好家としてこれはチャンスではないかっ、とばかりに自室にこもって趣味三昧で、おかげさまで僕の休日はそれなりに充実しております。久々にトミックスの寝台特急富士・はやぶさセットを開けてみました。
Aセット(機関車セット)、Bセット(はやぶさ編成セット)、Cセット(富士編成セット)とありますが、Cセットのみポポンデッタ大分店で数回走行歴がありますので、手入れをしようかと客車を手に取りました。うーん、よくできているモデルだけにもう少し細かい表現をつけ加えたいなと思いました。
そうと決めればさっそく下準備です。このセットの客車たちは特定ナンバーで構成されていますので、まずは関連書籍でそれぞれの客車の詳細を調べ、趣味の部屋にある用具入れの引き出しを開けてエヌ小屋さんとペンギンモデルさんのシール、銀河モデルさんの寝台用はしごなど、必要となる物品を揃えました。
まずは客ドアまわりです。実車には号車番号札と寝台等級を示すプレートが表示されていますので、模型でもそれを再現しましょう。B寝台を表すプレートも白地に青文字、青地に白文字と2パターンありますので、そのへんも抜かりなく。
なかなかリアルでいい感じになりました。次は同じく側面の行先表示です。富士編成6両すべてに「大分」行のシールを貼り付けました。やはり、これもないよりあったほうが効果ありです。断然引き立ちますね。
では次に車内の外観を変化させてみたいと思います。エヌ小屋さんのシールを用いましょう。A寝台のドアとB寝台ソロのドアシールをそれぞれに貼り付けてみます。おお!A寝台は素晴らしい効果が得られました。一方、B寝台ソロは果たしてどう評価したものか(汗;)...。ちょっとはイイかな?
以上、簡単なディテールアップを試みましたが、意外と効果的であることがわかりました。(目と腰には少々負担が重かったですが。(苦笑))せっかくですので、客車たちをディスプレイしてみたいと思います。
寝台用ハシゴの取り付けと開放型B寝台車のベッドシール貼り付けは次の機会にしようかな、と思っていましたが、勢いに任せて最後尾のスハネフ1両にだけ取り付けました。やはり車体側面の印象が全然違いますね。(^^)
今回、寝台特急富士はやぶさの大分行き編成に対して、難しい作業なしの簡単ディテールアップを施しました。本当に効果抜群です。ディスプレイされた模型を眺めつつ、有意義なステイホームの過ごし方だナ、としみじみ思ったのでありました。