高タカ115系 T1039編成をNゲージで再現A

 運用離脱直前にお別れ乗車をして特別な思い入れのある高崎の115系、T1039編成の再現ですが、前回に引き続きゆっくりと楽しみながら作業を進めていきます。ダイヤ改正の直前、平成30年3月に僕と鉄仲間のN氏が乗車したのはT1039編成高崎発大前行き527Mでした。手持ちの列車番号ステッカーの中に527Mを見つけたので、それを切り出して窓に装着します。今回は窓の表からではなく、裏から貼り付けました。

 

 次にモハ114の床下をsiv化します。すでに準備していたsiv化床下カバーを黒に塗装して製品のものと交換しました。この作業によりモハの床下がリニューアル車の印象にさらに近づきました。うーん、いいですねえ。

K.L.Lab製siv更新床下カバーを黒に塗装

MG仕様(製品の状態)

↓  ↓  ↓

siv仕様へ見事に変身

 次に屋根にも手を加えることにします。手始めに運転席側屋根の3か所の手すりを設置。相変わらず小さな部品との格闘に目と腰が痛みます。時間はかかりましたが何とかクハとクモハの2両分を仕上げました。

 作業当日は天気が良かったので、3両分の屋根の塗装を行いました。もともとの製品の状態ではツヤが強いし、少々色が濃い気がしましたので。なるべくザラザラ感が出るように心がけましたが、この作業はとても苦手です。(ーー;)> 乾燥後にさらに手を加えようと思っています。

屋根の塗装

 先頭車前面オデコのアンテナ周辺機器の設置です。模型雑誌と実車の写真を観察しつつ、手持ちの部品を加工してそれらしく仕上げます。それにしても小さな部品は本当に精神と身体を蝕みますね。(笑)ヒーヒー言いながら完成させましたが、手に取って眺めますとまあまあ良くできたかなと自己満足に浸っています。

 作業の順序が若干バラバラな気がしますが、ここでサハの車体をモハ化します。モハの車体側面車端にある雪切口を再現しましょう。トレジャータウン製の国電ルーパー集を準備して雪切口を黄かん色に塗装します。乾燥後にクモハと位置を合わせて2か所車体に接着しました。これで床下機器を併せて外観は高崎115系リニューアル車の完成です。嬉しさのあまり、つい勢いで手もとにあった墨入れペンで少々黒く色をつけてしまいました。雑な仕上がりを避けるためにも落ち着いて作業をしなければいけません。反省。

 ⇒ 

雪切口を設置

リニューアル車の再現ができました

 気分転換を兼ねて、車体間の転落防止幌に手を加えたいと思います。前回は金属製の幌に付属のステッカーを切り抜いて貼りましたが、この度は幌自体を黄かん色と緑色に塗装してみました。実物を観察しますと、黄かん色はやや薄く赤みがかって見えます。取り付け前に研究してみようかと思います。

本来であればステッカーを貼り付けます。

幌自体を湘南色に塗装しました。

 作業を行いながら、少しづつではありますが完成が近づいているのを実感します。簡易工作でも模型製作の醍醐味は味わえるのですね。さて、いよいよ終盤に差しかかります。楽しみながら取り組みたいと思います。

高タカ115系 T1039編成をNゲージで再現Bにつづく。




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