高崎115系の5編成目はT1036編成です。種車は以前購入したトミックス製中古の115系1000番台です。まずはクモハ、モハ、クハそれぞれのクーラーをAU720に交換することから始めます。
さて、これまで3つの編成の車体間に転落防止幌を取りつけてきました。でも、想定内ではありますが曲線で互いに干渉してしまって脱線、あるいは幌自体の破損を引き起こします。結果、残念ですがこれら3編成は直線走行用、あるいはディスプレイ用の用途しかありません。(個人的には高崎車両センターに留置されている姿を再現できるだけでも大満足なのですが。)というわけで、この度は曲線走行も想定しましてトミックスの密連カプラーではなく、カトー製のものにしてみました。こちらのほうが若干車体間が広いのです。
今回T1036編成の製作に際しては、作業を体調の良い日に限り、あらかじめ疲れ目予防の目薬を両目に使用し、手元を適度な明るさに保ち、1回の作業は15分で休憩は10分と決め、休憩時間には背伸びと体操、お風呂上りに腰と肩に湿布を貼るという入念さで臨みました。その結果、気持ちよく、そして効率よく作業が進みました。ここまでしないとダメなのは年齢のせいでしょうか。(涙)
では曲線を走らせてみます。まずはトミックスのカーブレールC317から。これはギリギリ通れました。ということは…。不安は的中です。
というわけで、この編成も基本的には直線走行用、ディスプレイ用の用途しかなくなってしまったとさ。(涙目) 転落防止幌はその幅を狭く加工するか、連結間の広いアーノルドカプラーの車両に取り付けるしかないのかもしれません。
今回の反省点。作業が楽になった分、気持ちにゆとりが生じてしまったせいでしょうか、あることで子どもを叱りながらの作業になってしまい、ドアゴムの色さしが大変粗くなってしまいました。やはり模型に向き合うときは心を平静に保たなければですね。いずれ側面窓ガラス・ドアガラスは加工の上で取りつけ直すつもりです。
これで高タカ115系の末期編成10編成のうち半分が(一応)完成しました。折り返し地点にたどり着き、これからいよいよ後半戦です。がんばります!