続・Nゲージ よもやま話


よもやま話C 少々似ていない113系

 国鉄時代に小鉄となった僕の網膜には、今もなお湘南色と横須賀色(スカ色)を身にまとった電車がしっかりと焼き付いています。だから、還暦近いオヤヂとなった今でも電車の代表的な塗色といえばこの2色なのです。Nゲージで湘南色、横須賀色の新製品が発売されると聞けば、必ず詳細をチェックしていますね。(だいたいにおいて購入の流れとなります。)

 時はさかのぼり2000年。その年の11月にマイクロエースさんから113系の湘南色、横須賀色の初期車が同時に発売されると知り、それぞれ4両増結セットではありますが、いつものように(?)勢いで注文しました。後日、手元に届いたケースを開きまして先頭車を眺めた瞬間、何か違和感を覚えました。

 

 塗装の色合いについては問題なく、車体側面の印象も良いなとは思えたのですが、東海型の顔が実物とはちょっと印象が異なりますね。どう表現したらよいのでしょうか、オデコが薄い(狭い?)感じです。もう少しボリューム(面積)が欲しかったですね。

 

 それでもですね、ディスプレイした113系をじっと眺めていますと不思議に気持ちが安らいできて、「これでいいのだ」と素直に思えます。大好きな湘南色、横須賀色をまとうモデルだから気にならなくなるのでしょうかねえ。少々似ていないこの113系達、今でも定期的にケースから取り出して丁寧に手入れをし、大切に保管しています。




よもやま話D せっかく購入したのに未開封

 欲しかったNゲージ製品がようやく手元に届いたとき、一秒でも早く開封したいとワクワクしながら目を輝かせているオヤヂ(僕)の姿は、はたから見るとかなり恥ずかしいものだろうな、と思います。ですが、この数年間は入手した製品の一部はぐっと欲望を抑えてすぐには開封せず、週末に少しづつ開封することにしていました。一週間、頑張った自分へのご褒美としたわけですね。ところが、せっかくの週末に疲れから趣味に打ち込む気力が失せていたり、何かしらの仕事に忙殺されていたり、手持ちの製品に小加工を施して楽しんだりしているうちに、開封をすっかり忘れていて趣味部屋の肥やしとなっている製品が多数あることに気がつきました。

 

 先日、思い当たるものを趣味部屋の倉庫から引っ張り出してみました。出るわ出るわ。TOMIX製品では「さよなら白鳥」「さよなら能登」「JR H5系 北海道新幹線 はやぶさ」「JR E5系 東北新幹線 はやぶさ」「JR E7系 北陸新幹線」「JR W7系 北陸新幹線」「トワイライトエクスプレス 瑞風」「TRAIN SUITE 四季島」「E235系 山手線」「ウエストエクスプレス 銀河」など。KATO製品では「サフィール 踊り子」「E257系 踊り子」「E235系 横須賀線・総武快速線」「レジェンドコレクション 581系」「200系 東北新幹線」「285系0番台・3000番台 サンライズエクスレス(パンタ造設)」「E353系」など。どうも長大編成のセットほど開封が後回しにされている傾向にあります。未開封の製品を目の前にしつつも、その時は(暑さによる体力低下のため)いったん倉庫にしまうことにしました。開封は体調の良い週末のお楽しみにしたいと思います。


よもやま話E 机上のジオラマ

 一日の終わり。寝室に向かう前にしばし静かな書斎に閉じこもり、机上のジオラマにお気に入りの車両を飾ってしばらくそれをぼんやりと眺める...。これがストレス解消に最高によいのです。ジオラマは電化仕様、非電化仕様双方に対応できますので、時には架線柱を外して旧型客車の留置線に。ジオラマに顔を近づけて車両を眺めるも、いとをかし。

 そしてなにより、自分のお気に入りの車両を並べて、その車両にまつわる楽しい記憶を反芻するのもとても良いですね。高タカ115系をディスプレイしますと最高にエモいです。

 誰にも見られたくない姿ではありますが、ぐっと先頭車に顔を近づけますと、お別れ乗車した日の情景が鮮やかに脳裏によみがえります。うーん、湘南色の115系であれば、おそらく僕は30分以上眺め続けられますねえ。(爆)

 



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